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Story of Biccyuu Kagura

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神聖なる神楽も終段に入る。
託宣神事

夜を徹しての神楽で、荒神の御魂(みたま)を安らげて鎮め、
最後にその神の意を聞こうというものである。

布舞

この御座に参る心は天地の 開き始めの心なるもの


「式年の御祭りつかえまつりて、大神の御心なごみまつらんとして、大前を祓い清めて、
千代の神酒神饌(みきみけ)種々のたなつものを供えまつりて、
願うところは家内安全、寿命長久、身体堅固、五穀豊熟、商売繁盛、牛馬安全、万難退除
の守護にかないさきわえと、もはや結願成就の御座なれば、
ごきげんうかがい託宣御神楽つかまつる様を平らけく安らけく聞こし召したまいて、
何ごとも願いのままに感応成就あらしめたまえ」

「それがしの冠の上をば高天の原とおぼしき召され、早々ご鎮座影向たれたまいて、
吉凶禍福の教えをたれたまえと、かしこみかしこみ申す」

一反の白木綿を上下左右に振り回した舞がはじまる。
太鼓が次第に急調子となり、舞手の動きも激しくなる。

ゴウヤ ゴウサマ  ゴウヤ ゴウサマ

無我夢中に舞い狂い、身体を硬直させて神がかりとなる。



託宣

神がかりになった太夫を二、三人で押さえ込む。
神職が正面にすわり、御祓を唱え、久満米(白米三合)を盆にのせてささげて、お託宣を請う。
神がかりの太夫は、それを一握りとって頭上に投げて、落ちてくる米をすばやくつかむ。
神職の差し出す盆に落とす。
その数によって、吉凶月や五穀の豊凶、氏子の禍福について荒神の託宣を述べる。

今年も良き年となりそうである。

やがて、太鼓が叩かれて、神がかりが解かれる。

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参考文献
・大塚 尚男氏  「備中神楽面」
・大塚 尚男氏  「神楽新聞」
・三村 信介編  「備中神楽」
・逸見 芳春編  「神楽絵巻」改訂版
・山根 賢一著  「備中神楽」
・神崎 宣武編  「備中神楽の研究」
・神崎 宣武文  山陽新聞サンブックス「備中神楽」
■ 問合せ先は こちら です。
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